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婦人科子宮がん検診で異常と言われたら

症状・原因

子宮頸部異形成

子宮頸部異形成

子宮がん検診で精密検査が必要と言われたら当院でのフォローアップが可能です。
子宮出口部(頸部)の細胞に異常な変化がある状態を子宮頸部異形成と呼びます。

変化の強さにより、将来的に癌へ進行する割合が違い、軽度異形成では大部分が自然に正常へ戻ります。

しかし、強い変化がある場合は将来的に癌へ進行する可能性が高まってくるため、治療を検討します。

一般的に高度異形成以上もしくは一定の条件を満たす中等度異形成が治療対象です。


子宮頸部異形成

子宮頸部異形成

子宮頸がんは、この子宮頸部異形成を経て年単位で進行し、発症します。

子宮頸部異形成の段階で治療できれば癌を未然に防げます。

子宮頸がん検診は、子宮頸部異形成の段階で発見・治療することで癌を防ぐことが目的です。

異常がない方も、1~2年に1回の子宮頸がん検診を受けるようにしてください。

喫煙する人は子宮頸部異形成が治りづらく、子宮頸がんになる確率も高まります。禁煙を強くおすすめします。


治療

円錐切除術
子宮出口部(頸部)を、細胞の変化がある部分を中心に円錐状に切り取る手術です。
一番確実な治療で、病変の広がりを確認できます。2泊3日の入院で行います。
子宮出口部の一部を切除するので、今後妊娠した際に流産/早産が起きやすくなる人がいます。


フェノール治療
フェノールという薬液を、子宮出口部(頸部)に塗る治療です。4週間に1回外来を受診していただき、治療します。治療は5分程度で痛みはほとんどありません。
前述した円錐切除術とは異なり妊娠した際の流産/早産に影響しません。
ただ、異形成の強さに応じて4~15回以上治療を繰り返す必要があるため、一定期間の通院が必要です。


子宮頚部レーザー蒸散術 子宮頸部レーザー蒸散術
子宮出口部全体にレーザーを当てることで異形成を治す方法です。
日帰りで治療ができ、麻酔は局所麻酔(子宮出口部分に痛み止めの注射をする)もしくは静脈麻酔(短時間眠る麻酔薬を注射する)です。
一日で治療が終わる点が長所ですが、円錐切除術と比べ再発がやや多く、組織が取れない(詳細な診断ができない)という短所があります。