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避妊

おすすめできる避妊法は、次の2つです。


低用量ホルモン薬(ピル)
1日1回薬を飲むことで、高い避妊効果があります。生理の量が減る、痛みが軽くなる、周期が一定になる、生理の移動が簡単にできる、などの特徴もあります。生理が始まった女性であれば使えます。
注意すべき副作用として血栓症がありますが、その割合はとても低く(9/10,000人)、ほとんどの女性が問題なく使えます。35歳以上でタバコを吸っている、など副作用が起こりやすい条件があり、外来受診の際にそれらを確認しています。心配な方はご相談ください。


子宮内黄体ホルモン添加リング挿入(IUS:ミレーナ)
子宮内に3cm程の器具を入れたままにすることで、高い避妊効果があります。子宮内にあることでの違和感はありません。また、生理の量を減らす/痛みを軽くする効果があります。外来で入れることができ、その後位置確認のための診察を1~2回行います。その後は1年毎の診察です。子宮癌検診に合わせての受診をおすすめしています。不要になった時は外来で簡単に取り出せ、その後の妊娠へも影響しません。

緊急避妊法(アフターピル)
性交渉から72時間以内に薬を飲むことで妊娠の可能性を下げる方法です。避妊率は下がるものの120時間以内であれば効果が期待できます。正しく薬を飲んでも約2%の妊娠の可能性があります。次の生理が1週間以上遅れる場合は、外来を受診してください。
この方法は、あくまでも緊急時の方法です。確実な避妊のためには、上記で紹介した方法をおすすめします。

人工妊娠中絶

人工妊娠中絶

人工妊娠中絶

妊娠12週未満の場合、日帰りの手術です。

10週未満の場合、体への負担が少ない、プラスチック製吸引管を使っています。

12週を過ぎた場合は、基本的に分娩方式(陣痛を起こす薬を使う方法)で、2泊3日が目安です。

14週未満では、日帰り手術ができることもあります。

 

妊娠を続けるか迷っている場合も、一度外来を受診の上ご相談ください。

 

術後/処置後の外来で、避妊の相談ができます。


□料金

〈妊娠12週未満〉

・事前検査   16,500円

手術料金   132,000

   合計   148,500円(術後診察代含む)


〈妊娠12週以降〉

・事前検査   16,500円

入院費用   471,500

   合計   488,000円(外来診察代、死産証明書代含む)