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9月開催報告「本当は怖い!?歯のはなし」

9月27日(木)、勤医協札幌歯科の畠山 裕希恵歯科医師が「本当は怖い!?歯のはなし」と題して講演しました。

かかりつけ歯科医を持つことの大切さや、お口の健康と全身の健康とのかかわり、身近な歯磨きや歯ブラシの状態確認の方法、若く健康でいるための口輪筋トレーニングなどについて、実際の歯の写真やグラフなどを交えながらわかりやすくお話しました。最後は多くの質問が出され、時間いっぱいお答えしていました。

講演後、参加者からの質問に畠山歯科医師が丁寧にお答えしました。


 

よく口内炎ができてしまう。ビタミン剤など服用しているが良くならない。

ビタミン剤はあくまでも補助。入れ歯でも口内汚れているとできてしまう。清潔に保つことが

大切です。

口内を噛んでしまい出血した。口腔外科で薬をもらった解決しない。

入れ歯に問題があるかもしれません。傷は薬を使えば良くなるが、噛んでしまうことを治すには、

入れ歯の噛み合わせを治すことが重要です。

お茶が苦く感じる。

入れ歯の素材や接着剤で変わることもあります。

部分入れ歯が合わない。薬を使っても合わない。

歯茎のやせもありえます。今の入れ歯を長く使っている場合は、現在の状態にあった入れ歯を

つくることが大切です。

入れ歯は医療保険が使えるか?

医療保険が適用されます。

新しく入れ歯を保険で作るには?

半年経たないと、医療保険を使えません。

入れ歯の寿命は?

歯茎のやせがあるので、寿命は何年とは言えません。歯科で見てもらいましょう。

入れ歯の作成期間は?

約1ヶ月かかります。

歯が1本だけ残っている個所がある。抜いた方がいいのか?

たとえ総入れ歯でも、歯は残っている方が良い。1本でも支えになるので抜かない方が良いです。

親不知(おやしらず)は抜いた方がいいのか?

噛み合わせには関係ない。痛みがあったり炎症が起きているようであれば治療が必要です。


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回(10月)の医療講演会

次回(10月)の医療講演会

10/25(木)14時~15時 菊水ビル4階・大会議室


勤医協札幌病院 内科 大久保 彩織医師による「インフルエンザについて(仮題)」です。

 

参加は無料です。どうぞお気軽にお越しください。