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12月開催報告「多剤内服の問題~あなたの薬の量は大丈夫?」

12月の医療講演会は、内科の佐川 拓医師が「多剤内服の問題について~あなたの薬の量は大丈夫?」と題して講演し、20人の方が参加しました。

多剤内服とは「必要な量以上に薬が処方されている状態」を言い、単純に何剤以上から多剤という定義ではありません。

現在75歳以上の高齢者の4人に1人が7種類以上、20人に1人が10種類以上薬を飲んでいると言われ、近年医療業界で問題になっています。

佐川医師は「多くの薬を服用することで転倒や骨折、副作用が多くなったり、飲み忘れや飲み間違いといった事故の原因にもなり、経済的な負担も増えることになります。」と多剤内服の問題点を指摘しました。

「薬を必要以上に飲んでいるとよくないこともあり、やめるときは医師とよく話し合ってほしい」「一度にやめる必要ないが不要な薬はやめる努力を」と語りかけました。

講演後、参加者からの質問に長島医師がお答えしました。


 

飲んでいる薬で必要ないと思うものは直接先生に言っていいですか?

いいです。直接話しにくいと感じるときは看護師さんに相談をしてください。

高血圧の薬を飲んでいる。新聞に危険と出ていて薬を止めたいが・・

止められる人とそうでない人がいます。原因にもよるが健康な生活を送っている人でも血圧の高い人は飲んでもらうことが多いです。主治医に相談してください。

8~9種類飲んでいる。副作用に対して処方された薬もあり、相談しても「副作用かどうかわからない」という先生もいる。生きているかぎりは飲み続けないといけないのだろうか?

必要な薬もあるので、医師に相談しても減らせられないこともあります。

副作用が強いときは同じ効能で違う種類の薬に変えられることもあります。相談してみましょう。


ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回(1月)の医療講演会

1/24(木)14時~15時 菊水ビル4階・会議室


勤医協札幌病院 耳鼻咽喉科・医長 白取 謙一医師による「めまいについて」です。

 

参加は無料です。どうぞお気軽にお越しください。

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