≪ロタウィルスとは≫
乳幼児に強い嘔吐、下痢をひきおこす感染力の強いウィルスです。
≪ロタウィルス性胃腸炎≫
ロタウィルス性胃腸炎は小児では、6ヶ月から2歳くらいまでに必ずといって良いほど経験する病気です。激しい嘔吐や水のような多量の下痢便を引き起こし、便の色はレモン色から白っぽく米とぎ汁様になり、刺激臭の強いのが特徴です。
高熱ができることもあります。合併症がなければ、嘔吐は1〜2日で、下痢は1週間くらいで治ります。よだれや吐いた物、便といった排泄物を触って経口感染します。
≪治療≫
薬も処方しますが、ウィルスが原因のため特効薬はありません。
家庭での食事療法が一番大切です。吐き続ける時や、脱水が強い時は、点滴や入院が必要になります。
≪家庭で気をつけること≫
@吐き気〜吐き気の強い時は、無理に食べさせなくてもよいです。
水分を小量ずつ小分けにして、根気よくこまめに与えてください。
吐き気が続く場合は、吐き気止めを使用しましょう。
A下痢〜下痢が激しいので、お尻はおむつ交換毎にぬるま湯で洗ってあげて下さい。
ゴシゴシするとタダレがひどくなります。
B食べ物〜水分摂取が重要です。小児用のイオン飲料・お茶・リンゴジュースなどを与えてください。
水やお茶ばかりでなく、多少の糖分と塩分も補給するようにしましょう。
食欲がない場合は食事がとれなくても、水分さえとれていれば大丈夫です。
*吐いた物や便にふれて感染しますので、おむつ交換などの後は、手洗いを充分に行ってください
≪もう一度、病院へ来なければならない時≫
脱水症状が強い場合は、点滴治療が必要です。次のような場合は早めに受診してください。
・吐き気が強く、水分が取れない時
・唇や口の中が乾いている時
・泣いても涙が出ない時
・顔色が悪くグッタリしている時
・おしっこの回数が少なく、色も濃い時
*食欲が戻り、元気が回復し下痢の回数が1〜2回になれば登園・登校しても良いでしょう