アデノウイルス感染症     


≪アデノウイルスとは≫
 乳幼児の感染症の主なウイルスの一つで、40種類以上のタイプがあります。ウイルスのタイプにより特徴的な症状が出るものもあり、中でも7型は強力なウイルスで、特に3歳以下のでは、肺炎・脳炎・血液の異常など重症になることがまれにあります。


≪アデノウィルスが原因の病気≫

咽頭炎:高熱とともにのどの奥が真っ赤になり。扁桃炎をともなうことがあります。

結膜炎:結膜炎や角膜炎の主な原因ウイルスです。

咽頭結膜炎:約5日間続く高熱と、咽頭炎・結膜炎が特徴で、プールを介して爆発的な流行を認めるこ とがあり、プール熱と呼ぶこともあります。せきは軽く、腹痛や下痢をともなうことがあります。

胃腸炎:乳幼児によくみられ、発熱・腹痛・下痢・嘔吐を伴います

その他:肺炎・急性出血性膀胱炎などがあります。


≪症状≫
  突然の発熱。のどの痛み・扁桃腺の腫れが起こります。
  
熱は高熱のことが多く、3940℃の熱が37日間、平均5日間続きます。

≪治療≫
   特別な治療はありません。症状をやわらげる対症療法を行います。

≪家庭で気をつけること≫

@高熱 〜高い熱が続きますが、熱の割に元気で食欲がなくても、水分さえしっかり摂れていれば、
     心配ありません。高熱で元気がなく、水分も摂れない場合は熱さま
しを使いましょう。

A食べ物・水分〜のどの症状が著しい時は、食欲が落ちますので、のどごしが良いものを与え、水分
     補給に心がけましょう。

B登園・登校〜熱が下がって、2日くらいは休ませましょう。

C予防〜目やに・せき・便の中にはウイルスが出されますので、手洗いを十分に行ってください。
    タオル類は家族で共用しないようにしてください。



≪もう1度受診した方が良い時≫
 水分も受けつけない、元気がなく眠りがちなどの症状がある場合、早めに受診した方がよいでしょう。